フェイスブックで話題になっていた「ゼロ！ 片野ゆかさん」を購入した。
我が家のすずとぽんも段ボール出身。
結局、届いた夜１時までかかって、全部読んでしまった。
熊本市動物愛護センターの１０年の記録というのに、文章は軽快でまるで
作った話のようにとんとんと軽やかに進んでしまった。現実はこの何十倍、
何百倍も辛い現実の繰り返しであろうに、伝えたいことを重視し伝わるように
描いているからだろうと思う。
子供のころ、私はずっと獣医師になりたかった。
動物が好きだから。
その獣医師が動物を殺さないといけない場所が保健所の
現実。
飼い主への啓蒙活動が殺処分ゼロへの近道。耳を貸さない餌やりさんや、
動物を持ち込む飼い主への説得は私の想像をきっと超えているに違いないと思う。
個人の私にできることなんてほとんど無い。
結局のところ、その現実を知ると共に。
今、いる愛すべき猫達を、家族として最後まで一緒に暮らすこと。
娘の進学費用のように、保険のきかない医療費を貯金し、旦那と娘の栄養を考えるように、猫の食事も考えればよいと思った。
今、目の前にるすずとぽんを心から愛せばそれがゼロ！につながるのだと。
重い話でごめんね(・´з`・)
興味のある方は是非どうぞ
熊本市動物愛護センターの１０年の記録
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